ドラマ「寺内貫太郎一家」
2018年 01月 03日
脚本/向田邦子、プロデューサー/久世光彦、出演/小林亜星(作中歌の作詞も多い)、西城秀樹、浅田美代子、樹木希林(当時は悠木千帆)などなど
放送学科で勉強していたころ、ドラマ脚本の手法の基本だとされていた作品。全部DVDで持ってます。
棚ひとつとっても、
棚についた傷からお父さんが怒りっぽい性格を読み取れたり(ちゃぶ台返しに起因する)、棚を開けっぱなしにするお兄ちゃんからお兄ちゃんの大雑把な性格を読み取ったり、棚を閉める速度がいつもよりうんと時間かかってる少女の様子から心のためらいを読み取ったり……
そんなふうに、「説明がなくても、物からキャラクターや心情を読み取らせる描き方」の見本として使われていました。
りんごがひとーつアーップル、
りんごがふたーつアーップルプル!
りんごがふたーつアーップルプル!
あと、登場人物のセリフの中で、「お兄ちゃん手を洗ったの!? みなさん、おててをきれいにする石鹸は花王ですよ!」って風に、ADが出てきたりするのがグー。現代ももっとやればいいのに。
冬の5大テーマ祭り「国内ドラマ」をもっと見る
by macadamia725
| 2018-01-03 09:00
| ドラマ
|
Comments(0)