デタラメ国語辞典
2016年 09月 03日
突然ですが、ことわざって何で最近更新されていないんですかね?
先日(2016年)、「風が吹けば桶屋が儲かるとは言いますが〜」から商談が始まりまして。
意味はわかるけれども! でも!PM2.5がばら撒かれようとデング熱がはやろうと、桶屋もう儲からないでしょ!(冗談です)
調べてみたところ、ことわざは江戸時代の庶民の生活と中国古典が入り混じって様々な教訓へと派生しながら生まれつつ、例えば「良薬は口に苦し」は平安時代から存在したり、歴史はさらに古いようです。
一番新しいことわざって何でしょうね?
「二階から目薬」とかかな?(昔は平屋だらけだっただろう&目薬という技術あるしという偏見)
そこで、ことわざとか慣用句を2016年仕様に更新してみました。
「虫除けの人離れ」
— JD KAORI (@JD_KAORI) 2016年8月17日
臭いのキツイ虫除けをつけていることで、周りの人が離れていくことから。転じて、人付き合いのためには、自分の得を犠牲にする必要があること。#なんちゃってことわざ
これは「ウナコーワ」と商標名で言い切ったほうがイマ感でるかな。たとえば、
「ハガキ職人のbokete投稿エラー」
— デタラメ国語辞典 (@DetarameJapan) 2016年9月12日
boketeは次の投稿まで5分間あけないといけないため、連投大好きなハガキ職人にとってはタップしすぎてエラーを起こしてしまうことから。各アプリの仕様に合わせろ、の意。
類義語:郷に入っては郷に従え#なんちゃってことわざ
こう、実物の名前を出したほうが、時がたってから「昔々、boketeというのがあってね…」と雑学が混じる。
ただ逆に、死語となってしまうのが残念ですよね。「インスタジェニック」とか、もってあと10年じゃないですか。だから、
「目からよだれが出る」
— デタラメ国語辞典 (@DetarameJapan) 2016年9月12日
使い方:見ただけでよだれがでるような、おいしそうな食べ物を見たときに使う#なんちゃってことわざ
こういう1000年先まで汎用的な言葉だけ使うことで、慣用句として根付かせたい。
あとやっぱことわざって、外来語がないじゃないですかたぶん。21世紀のことわざにはカタカナ、いやいっそアルファベットを入れなきゃね!と思ってだね。
「1on1RNKPTMTG」
— JD KAORI (@JD_KAORI) 2016年9月2日
読み:ワンオンワン・リニューアル・ケプト・ミーティング
意味:使いやすい言葉も、使いすぎるも誤って伝わってしまうこと。むやみに略語を使いすぎた結果、仕上がった文字列がパスワードだと思われてしまったことから。#デタラメ国語辞典
うん、分かりづらいですね。もう少し日本語まぜるかね。
「Top Developer の AppStoreリジェクト」
— JD KAORI (@JD_KAORI) September 3, 2016
AndroidのTopDeveloperに認定されても、一方でiPhoneアプリの審査に落ちることがあること。転じて、肩書きに自惚れず地道に努力する必要性をいう。
類語:猿も木から落ちる#デタラメ国語辞典
あーこういうの結局「猿も木から落ちる」から進歩がないんだよなああ。ちなみに個人的に使っていきたいのは、
おなか吹田の太陽の塔
— デタラメ国語辞典 (@DetarameJapan) 2016年9月12日
意味:「おなかすいた」の「すいた」と「吹田」をかけ、「おなかすいた」を意味するシャレ。「恐れ入り屋の鬼子母神」から転じたと言われる。#なんちゃってことわざ pic.twitter.com/XpBxJvqXPg
これです。これも「恐れ入谷の鬼子母神」から人間的な成長を感じない。ってそもそも「恐れ入谷の鬼子母神」をことわざと呼んでいいのかどうか。
ただ現代語に変換するのではなく、新しい教訓を見つけ出し、ことわざ界のゼロワンを作りたいなと思った1日でした。
by macadamia725
| 2016-09-03 18:01
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